純正ディフューザーの価値

ルーテシアRSには、何故かディフューザーがくっついている。
見た目ディフューザーっぽくするために黒く塗られている謎パーツではなく、
本物。
こういうとこが凄く好きよ?

で、カーボンディフューザーと比べてみた。

(注:実験やら何やらしたわけでなく、見た目だけ、で判断しています)

まず重量。ノーマルはカーボンに比べて「たったの2.2kg増し」
乾燥車重1200kgに比べたら誤差みたいなもんだ。
贅肉削ったほうが効果あるで?

ノーマルはマフラー冷却のNACAダクト付き。一方カーボンには無い。
これがどれぐらいに「マフラーにとって良いか」まったくわからん。

立ち上がりはカーボンの方が前寄りで、かつ立ち上がりが急(角があるって意味)
それに比べてノーマルは緩やか(丸まっちい)で、後より。

ノーマルは後輪に閉じ込められる位置に低圧域が出来るようにされている。
ディフューザーによるダウンフォースの発生中心位置は、
 ディフューザー様のカタチ、空間拡大が始まる点より少し前)
そして低圧域はディフューザーの平坦部に発生するっぽい。
後端部は、車体中央側に分厚い整流フィンと共に容積拡大域を配置して、
マフラーを包んでいる膨らみで閉じ込め。
より車体中心に低圧を発生させやすくしていると思われる。

カーボンディフューザーの場合だと、後輪より少し前寄り、
かつディフューザーが無い場所にも低圧域がありそう。
低圧域の上にプレートが無い面積が広い。
またこの位置は、後輪よりも前のサイドから空気を吸い込みやすい。
(せっかく発生する低圧を、車体を押し下げる方向に有効に使いにくい)
また、真ん中に意味のわからんLEDライトスペースをつけて、低圧発生域を左右に逃がしている。
なおさらサイドから空気を吸い込んでしまいやすい。

というような見た目判断から総合的に言えば
ダウンフォース量は純正の方がだいぶでっかいんじゃね?ということでした。
高速安定性は純正に分があるかもしれませんね。