再考、ボリューム評価方法

twetterから。

ワタシのトレーニングのボリューム評価は
現在「kJ」、「TSS」、「距離」の順で評価しています。
むしろほとんど全部「kJ」だけで評価してるのかな。
夏場は「距離」「TSS」「kJ」の順番でした。色々変遷するのです。

この評価項目に「時間」は含まれていません。
理由は、流している時間、練習時刻で大きく変わるウォームアップ時間など、誤差要因が大きいから、です。
例えばあまり調子の良くない朝練の場合、平均160W程度でのWUに30分要することもあります。
夜練のローラーだと開始3分後に270Wでぶっ飛ばしてます。
時間、という評価項目にこれらの要素、つまり、どれだけ頑張ったのか、は含まれません。
なので、私は一度のWOにおいて時間を載せていません。
載せている事があるのは、気まぐれですねー。

「時間」は、週間・月間での合計を集計しています。しかし時間そのものを評価してるってわけじゃなく、たいていは「TSS/hr」とか「kJ/hr」みたいに、パワーと絡めますけど。

そういう意味で、「距離」もまた、あまり正確とは言えないですね。
「距離」は目標ではあっても良いと思いますが、評価基準には使いにくいです。

目標と評価が1対1の関係ってのが、一番わかり易いですねー。
要するに、今日の練習ってのはどの程度ウマくいったか、それをわかり易く正確に数字で評価したい、と。
今日は2500kJ乗るor乗った、と今日は3.5時間乗るor乗った、ではその困難さと正確さが大きく異なります。

2500kJはだいたい3.5時間、概ね110km前後ですが、これはあくまでもAFAP(=As Fast As Possible=全速力)走行によります。疲れて流してる時間も含みます。AFAPの3.5時間と、LSDの3.5時間、どちらも3.5時間です。

もしこの2つの3.5時間のワークアウトの違いを、数字で評価するならば、もしパワーを掛け合わさなければ、全く同じってことになりますよね?あるいは「全力」「流し」という、曖昧な表現にしかなりません。

「kJ」だと、AFAPが2500kJ、LSDが2000kJ(計算式、実働係数等は割愛)と、しっかり差が数字で理解出来ます。
これをさらに強調するべく、「LT以上時間」で評価し、翌日以降のメニューに反映させて、ボリュームコントロール、あるいは発破をかけます。
ちなみに「LT以上時間」、上の例だと、後者はLSDですので20分を割り込みます。前者は、調子によりますが悪くとも60分以上、良いと90分を超えることもあります。差が歴然とし過ぎます。
「LT以上時間」により「kJ」で捉えきれない「高強度」のボリュームを評価出来ます。(ちなみに、L4、L5、L6-7は個別に統計をとっています。)

まさに今現在(10/w4)数値目標は、目標を10000kJ/週、LT以上時間240分/週、10月全体について、39000kJ/月、LT以上15時間/月、です。

この話題は度々していますが、わかりにくかったので再度まとめてみました。